ハッピーライフイン沖縄

精神科医のなだいなだ氏が
圧倒された、江戸狂歌。


日本の大酒飲みの逸話が紹介されている。

「酒仙伝」
蜀山人 しょくさんじん（四方赤良よものあから）

我禁酒破れ衣となりにけり
さしてもらおうついでもらおう

（雑巾刺しの「つぎさし」と酒のつぎさしをかけた洒落を理解するや？）　　
　破れ衣は雑巾の事（つぎ・はぎを今はパッチワークという？）

こんな患者がくると太刀打ちできない、医者の立場を忘れて
「まー一杯飲みなはれ禁酒はとりあえず明日からにして」
と言ってしまうだろう。

禁酒・断酒、その前に節酒

フロイトが昔から言っていること。「我々の心は3つの力に支配されている」
１、　酒を飲んで死ねたら最高！（本能・リビドー）
２、アルコール性肝炎で入院する（学んだこと・良心）
３、　適当に呑めば、イイじゃん（今の自分）

１と２のバランスが崩れると、ノイローゼになる
１と２のバランスをコントロールできればノイローゼは治る
（酔う自分を見ているもうひとりの自分がいる）

そこで、禁酒・断酒する人が現れる。ボクは「節酒」を始めている。

　　現在飲んでいるお酒の量よりも確実に減らしましょう。
　　　　　１日の飲酒量の上限を、日本酒換算で３合以内にしましょう。（焼酎2合まで）
　　　　　週に１日以上は、休肝日を設けましょう。（月・木）

一口飲むごとにグラスを置きましょう。
何かほかのことをしながら飲みましょう。
味わって飲みましょう。
ゆっくり飲む人をまねてみましょう。
ストレス対処法を身につけましょう。
　 深呼吸しましょう。
　お酒にかわる楽しみや、余暇の過ごし方を見つけましょう。