2024年04月05日
孤高の画家 田中一村
この記事は2012.4.5 の過去の記事です。
本物を観て来た
渚の波に
夕日が・・・・
いま私の全神経は、絵に向いています。・・・実に楽しく絵をかいています。絵が楽しくなると正反対に、私の言動は狂人に近くなります。
オランダのゴッホも、フランスのセザンヌも、執筆中の夏目漱石も、画室に於ける横山大観先生も、狂人同様であったことを想起して下さい。
いま私が、この南の島に来ているのは、歓呼の声に送られてきているのでもなければ、人生修行や絵の勉強にきているのでもありません。私の絵かきとしての、生涯の最後を飾る絵をかくためにきていることが、はっきりしました。
きょうは、山からヨモギを取ってきて、スイトンに入れ、黒砂糖をかけて食べました。千葉寺で米を買う金がなく、スイトンのゆで汁から丼(どんぶり)を洗った水まで、姉と一緒に飲んで勉強したことを思い出し、泣きました。」
(昭和三十四年三月、中島義貞氏あての手紙)
ボクの文化活動、子供たちに「田中一村」と黒澤の「七人の侍」を魅せた事。
写真が・・・
写せないものを
描いている。
文化活動に乾杯!
本物を観て来た
渚の波に
夕日が・・・・
いま私の全神経は、絵に向いています。・・・実に楽しく絵をかいています。絵が楽しくなると正反対に、私の言動は狂人に近くなります。
オランダのゴッホも、フランスのセザンヌも、執筆中の夏目漱石も、画室に於ける横山大観先生も、狂人同様であったことを想起して下さい。
いま私が、この南の島に来ているのは、歓呼の声に送られてきているのでもなければ、人生修行や絵の勉強にきているのでもありません。私の絵かきとしての、生涯の最後を飾る絵をかくためにきていることが、はっきりしました。
きょうは、山からヨモギを取ってきて、スイトンに入れ、黒砂糖をかけて食べました。千葉寺で米を買う金がなく、スイトンのゆで汁から丼(どんぶり)を洗った水まで、姉と一緒に飲んで勉強したことを思い出し、泣きました。」
(昭和三十四年三月、中島義貞氏あての手紙)
ボクの文化活動、子供たちに「田中一村」と黒澤の「七人の侍」を魅せた事。
写真が・・・
写せないものを
描いている。
文化活動に乾杯!
Posted by sukebo at 07:08│Comments(2)
│備忘録
この記事へのコメント
あーだん アダン アダン ほにゃららほーにゃらほー
そのような音楽が耳に聞こえてきます。
アダンの実は、もう馴染みです。
そのような音楽が耳に聞こえてきます。
アダンの実は、もう馴染みです。
Posted by とんび at 2024年04月05日 12:21
オランダのゴッホも、フランスのセザンヌも、執筆中の夏目漱石も、画室に於ける横山大観先生も、狂人同様であったことを想起して下さい。
いま私が、この南の島に来ているのは、歓呼の声に送られてきているのでもなければ、人生修行や絵の勉強にきているのでもありません。
私の絵かきとしての、生涯の最後を飾る絵をかくためにきていることが、はっきりしました。
岩崎卓爾に感化されて、柳田国男は「海上の道」を書いた。
なんと素晴らしき! 亜熱帯・・・。
うちらには、日常であります。
おーきに!
いま私が、この南の島に来ているのは、歓呼の声に送られてきているのでもなければ、人生修行や絵の勉強にきているのでもありません。
私の絵かきとしての、生涯の最後を飾る絵をかくためにきていることが、はっきりしました。
岩崎卓爾に感化されて、柳田国男は「海上の道」を書いた。
なんと素晴らしき! 亜熱帯・・・。
うちらには、日常であります。
おーきに!
Posted by sukebo at 2024年04月05日 19:08