ブルースリー
ブルースリーの映画を始めて観たのは、那覇の小禄琉映で、今は天国の
政坊に連れられて、1合瓶を呑みながら観ていた。
格闘の際に発する
「アチョー」という独特の叫び声に笑ってみていたが、
帰りには、肩幅を膨らまして映画館を出る自分がいた。
ドラゴン危機一発,
ドラゴン怒りの鉄拳,
ドラゴンへの道,
燃えよドラゴン
死亡遊戯
全て観た。(ショーンコネリーの007も全て観た)
土曜日のBs「映像の世紀・アジアの英雄自由への戦い」でブルースリーの映像が出ていた。
「ハリウッドでは白人以外の主人公では興行的にヒットしないだろう?」
という考えがあったようで、香港では『サウンド・オブ・ミュージック』を破る最高記録をつくったそうだ。
以後ハリウッドで表には出なかった、インタビューが再現されていた。
そのインタビューの最後の質問に
「あなたはアメリカ人ですか?中国人ですか?」の質問に
ブルースリーは、自分は「人間だ」と答えた。
・・・いま、世界でアメリカで、人種の問題が、大統領の選挙で、コロナの問題で、「差別」が問題になっている。
差別をすることで、自分を安全なところに置く、幼さに人類はコロナから学んだ方がいいじゃないかと、
ブルースリーの言葉で思い知らされた。
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