黒澤明の映画は好きですか?
高校の2年の担任の安谷屋先生に聞いた。
先生、映画はどんな映画が好きですか?
先生の答え: 黒澤明の映画が良い・・・と。
映画といえば、石原裕次郎や小林旭や赤木圭一郎の映画を観てきたから、「黒沢監督」は未知数だった。
黒澤明の映画とは・・・・
1.姿三四郎1943年
2.一番美しく1944年
3.続姿三四郎1945年
4.虎の尾を踏む男たち1945年
5.明日を創る人々1946年
6.わが青春に悔いなし1946年
7.素晴らしき日曜日1947年
8.酔いどれ天使1948年
9.静かなる決闘1949年
10.野良犬1949年
11.醜聞(スキャンダル)1950年
12.
羅生門1950年
13.白痴1951年
14.生きる1952年
15.
七人の侍1954年
16.生きものの記録1955年
17.蜘蛛巣城1957年
18.どん底1957年
19.隠し砦の三悪人1958年
20.悪い奴ほどよく眠る1960年
21.
用心棒1961年
22.
椿三十郎1962年
23.
天国と地獄1963年
24.赤ひげ1965年
25.どですかでん1970年
26.デルス・ウザーラ1975年
27.影武者1980年
28.乱1985年
29.夢1990年
30.八月の狂詩曲1991年
31.まあだだよ1993年
『羅生門』は原作芥川龍之介の『藪の中』
殺害事件をめぐり関係者の証言が全部食い違うという物語。
『七人の侍』は志村喬の勘兵衛が言ったセリフ「武士は酔うほどは吞まない」
『椿三十郎』や『用心棒』の殺陣・決闘シーン・・・
斬殺音や血しぶきなどの描写が・・・テレビの「三匹の侍」にもぶった斬る音が強調された。
『天国と地獄』(1963年)はエド・マクベインの犯罪小説『キングの身代金』が原作のサスペンス映画。
『天国と地獄』は白黒映画だが、犯人が身代金が入ったカバンを燃やして、そのシーンだけ煙突の煙をカラー化した。
黒澤作品は国内外でリメイクされている。
ハリウッド映画では、ジョン・スタージェス監督の『荒野の七人』が『七人の侍』、
マーティン・リット監督の『暴行』が『羅生門』をリメイクしたそうで、
セルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウエスタン音楽・エンニオ・モリコーネの『荒野の用心棒』も『用心棒』を西部劇に移し替えている。
黒澤明の映画は、ほとんど観ているが、
羅生門、七人の侍、『椿三十郎』や『用心棒』、『天国と地獄』 は何度でも観たいと思う。
しかし、それ以外は、ボク的には「面白くない」
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