みーかがん
この記事は2012.8.24 の過去の記事です。

「みーかがん」とは現在の競泳用ゴーグルの原型
明治17年(1884)に玉城保太郎(1854〜1933年)が開発した。
泳ぎながら魚を脅して網へ追い込む「アギャー」、「パンタタカー」と呼ばれる追込み漁や、素潜りでの貝の採取が盛んになったのは、ミーカガンの発明があったからと言っても過言ではない。
それまでは何も着けずに潜水していた海人は、海水に含まれる塩分等の影響で目がただれ、視力が低下する者が少なくなかった。
これらの技術や泳法、漁法は糸満から日本や世界の各地に広まったと言え、糸満は漁業の最先端の地であった。
ミーカガンの制作にはモンパノキ(方言名:ハマスーキ)が用いられたが、モンパノキは芯に小さな穴があって柔らかく加工しやすい上に、乾燥しににくくて反り返らないと言う特徴があり、材料として最上とされた。(糸満海人工房・資料館)
金づちで泳げなかったが、糸満市民としては恥ずかしいのでプールで遊ぶことにした。
海は近くにあるのに「遊泳禁止」が建っている。
トライアスロンを連続出場している赤嶺君が言うには「suke~、俺は水だと思って浸るんだよ!」
と模合の席での酒のツマミである。
アルキメデスがいなかったら、タイタニックのような豪華客船は(高層ビルを横にしたような)
進水しなかっただろう。
北極にしろスイカにしろオンザロックスの氷にしても、じゅう分のいち(1/10)は水上に出ている。
「浮力」があるのだ。
溺れる者は藁をもつかむ。
心を静かにすると浮力が働く。心のコントロールで
プールの底や中頃と自在に浮力をあやつるのを観たことがある。
わかっちゃいるけど、そうは出来ないのが凡人か?考えを遊びながら泳いでみよう・・・?
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