泡盛は瓶で寝る
ウイスキーやブランデーなどの洋酒にも20年、30年クラスの古酒はあります。
しかし、洋酒と泡盛の古酒は、次の点で大きな違いがあります。
○洋酒
原則として
樽に貯蔵され、樽からバニラの香りやスモーキーな香りなどのさまざまな成分をもらって熟成し、古酒になっていく。
○泡盛
泡盛に含まれる成分そのものが、長期熟成することによって、物理的変化、科学的変化をへて香味成分などに変化していき、まろやかで、甘い香りを醸し出す。
樽の力をもらって古酒になる洋酒は、
樽から出して瓶詰めをすると古酒化が進まなくなるといわれるのは、上記のような理由からだそうで、
昔の泡盛の蓋には、コルクが使われていて、10・20年と貯蔵すると、水や酢になる・・・と。
「東串」のマスターの説明を受ける。
しかし、蓋・キャップがこのように変わり、20年前の古酒を・・・・勧められて吞んだ。
グラスに注ぎ、時間が経つと、空気と交わり、マイルドになることも、体験した。
泡盛は、
瓶でも熟成する。
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