ドストエフスキー
この記事は2010.4.22の過去の記事です。
ドストエフスキーって?
ウイスキーじゃないよ・・・
「楽しいパン作り」はWeb上にいくらでもある。
「見て・・・いいでしょう」 などと媚を売ることは絶対無い。
プロセスが思索を運んでくる。
福沢諭吉が
「世の中で一番さびしいことは
仕事のないことである」
「猿が読むのだと思って書け」
「ふぅ・・・」と無視する
強い心を持つ為に・・・
心はいつもフィロソフィー
そのスタンスは ドストエフスキーも同じである!?
彼もライ麦パンを食べながら
ウォッカに浸って・・・「哲学」したはず・・・
捏ね上げたら、時間と温度の管理(フロアタイム・ベンチタイム)の間に・・・
黒澤明の「白痴」をセット・・・(原作:ドストエフスキー)
亀田(森)と赤間(三船)は北海道へ帰る青函連絡船の中で出会った。亀田は沖縄で戦犯として処刑される直前に人違いと判明して釈放されたが、そのときの後遺症で癲癇性の白痴にかかってしまったのだった。札幌へ帰ってきた亀田は狸小路の写真館のショーウィンドーに飾られていた那須妙子(原節子)の写真に心奪われる。しかし彼女は愛人として政治家に囲われていた。
人は「憎むことも疑うこともなく、単純に清浄に人を愛」せるのか。二つとも日常的な倫理や道徳では容易に決められない重いテーマである。
用心棒・椿三十郎・七人の侍の三船があの「ギラギラ」した目がおどおどと、優しく亀田や母親の前で「少年のような目」になる
人間の内面の切ないまでの美しさ・・傲慢さ哲学が・・映像として白黒で現れる。森と三船と原節子の目が美しい!
この世で真に善良であることは 白痴(バカ)に等しい
この物語は一つの単純で清浄な魂が世の不信、懐疑の中で無残に亡びて行く痛ましい記録である。
うちな~んちゅ 「白痴」になるな!
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