にわかキリスト教徒
にわかキリスト教徒
小学生の時、12月になればクリスマスのプレゼントがもらえるからと教会へ向かい、讃美歌も歌った。
友達を連れて行って、神父さんから、フットボールのボールの投げ方も学んだ。
神父さんの庭の、足で踏めば上の扉が開くゴミ箱で、見たこともない缶詰の香りに、異文化を感じていた。
にわかキリスト教徒になっていた。
「父と子と精霊の御名によってあーめん」
神父さんは庭を歩きながら、本を読んでいた。
小学生だから、この時期も半ズボンで、寒いと思った記憶はなかった。
(ある日寒いからと、米軍の毛布で作った上着?コート?を着て、登校する女生徒を観た記憶はある)
毎年のことだから、にわかキリスト教徒は、この時期だけ教会へ足を運んだ。
ある年に、「きみは来なくていいよ!」と言われた。
大きくなって、カトリックやユダヤ教や「ぷろてすたんと」?
の違いを何度も聞いたが、わからない。
「ダーウインの進化論」を認めない人や、
「ノアの箱舟」を信じている人もいるらしいと、学習した。
日本にも、宗教があるので、心の中の「神」は多々あるだろう。
ボクは祖先が「神」ではないが、「ご先祖様」を「うーとーとー」と拝んでいる。
にわかキリスト教徒がこの時期に想いだすは、a Lover's Concerto / Sarah Vaughan
サラボーンの「ラバーズコンチェルト」だ ♪。
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