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2020年10月07日

パンデミック

パンデミック


パンデミック・マップ 著者:サンドラ・ヘンペル
 伝染病の起源・拡大・根絶の歴史
日経ナショナルジオグラフィック社発行 2020.6.18 3刷 

空気感染症 AIR BORNE
 ジフテリア熱:年間5000人、死亡率10%
 インフルエンザ:スペインかぜで1918年数百万人死亡
 ハンセン病
 麻疹:2016年9万人死亡
 ショウコウ熱・猩紅熱:
 SARS:
 天然痘:人類が初めて根絶出来た
 結核:2016年630万人、死亡180万人

水系感染症 WATER BORNE
 コレラ:400万人感染し13万4000人死亡
 赤痢:1億6000万人の重症者
 腸チフス:2000万人感染し16万1000人死亡

動物由来感染症 INSECTS & ANIMALS
 マラリア:2016年2億1600万人中、44万5000人死亡
 ペスト:全世界の人口の40%死亡(生物兵器)
 発疹チフス:1997年2万人患者
 黄熱:2013年17万人、6万人死亡
 ジカ熱:蚊や性行為

ひとからヒトへの感染症 HUMAN TO HUMAN
 ポリオ:
 エボラ出血熱:2014~16年 2万8616人患者、死亡1万1310人、死亡率50%
 HIV感染症エイズ:2016年3500万人以上死亡
 梅毒:最近増加

17世紀の医師がペストの感染を防ぐために着用していた服。
パンデミック


NHK BS1スペシャル「コロナ新時代への提言〜変容する人間・社会・倫理〜」から

人類学者・山極寿一、哲学者・國分功一郎、「疾病史」を専門とする歴史学者・飯島渉の3人が“アフター・コロナ”を生き抜く指針を語る。
彼らが考える、コロナ時代の人間や社会のあり方とは?

山極寿一は、「ロックダウンは人間社会にとって重大な危機だ人はこれまで
仲間を増やし 移動して他の集団と交流することで
社会を作り 文明を発展させグローバルな社会ができてきた。
ロックダウンは それらをすべて否定してしまう。コロナにより 人との接触 移動が禁止されて 社会の造り方が根底から覆されている。

國分功一郎の主張は、
「ウイルスは人を差別しないが、ウイルスに対するリスクには明らかな経済格差がある」
武漢の人口は1000万人で東京と同じ規模。そこで完全な都市封鎖を人類史上初めて行った。
疫学的な見方は、人を駒としか見ない。数字上の議論に終始している。感染者数、死亡者数。そこには人の顔が見えない。
東独出身でベルリンの壁崩壊を経験したメルケルが、移動制限を発表する演説の際に言及した思い。「移動制限とは刑罰そのものである。その尊い権利を一時放棄してでも守らなければいけない命がある。」

歴史学者の飯島渉も、
東京の感染者数が何人を割ったとかで一喜一憂するけれど、疫学は数学である、だからそれは数学的な世界で、集団でしか人間を捉えないという問題性の指摘だ、と答える。
たとえばハワイでは感染症で地元民が死んだので労働力の維持のためにアジアから多くの移民が入りマスカルチャーが形成されたと パンデミックが社会に及ぼす 大きな影響を指摘され、世界的に大規模な厳格なロックダウンが 同時期に起こったのは歴史上初めて。

すがー!

しんちゃんの「尻ぬぐい」は年長者として、責任ある行動だと思う。
しかし、政治家が専門家の意見も聞かずに、・・・都合のいい人を選択する。
人事を牛耳り「忖度」を発生させ、忖度しない人を無視し、自殺しても無視する。
歴史を学び直し、謙虚に、国民の安心安全に、寄り添うべきではないか?
虚しい言葉を発するだけではなく、

パンデミックから、何を学び、何を決断するか?







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この記事へのコメント
随分勉強されたんですね!

勉強になりました。
Posted by とんび at 2020年10月07日 12:15
自分の中に、差別する心があるからですよ・・・差別されながら、差別する。
たかがコロナから、世界的感染・パンデミックから、人類の定住・農耕・自然破壊を考え直す、ターニングポイント・原点です。

凧の会議があり、いま発泡酒1缶呑んで向かいます。
おーきに!
Posted by sukebosukebo at 2020年10月07日 17:54
 
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