2018年09月14日
星と遊ぶ 3
日本初、世界に誇れる「星空」が
「星空保護区」として認定された。(石垣島北部と竹富町全域)
沖縄県の入域観光客数が、ハワイの観光客数を初めて上回ったそうだが、
平均滞在時間や消費額では沖縄は依然としてハワイに及んでいない。
今後は滞在日数や消費額を増やすため、
さらなる観光地としての魅力向上や商品開発、
インフラ整備などが必要になりそうだ。
「沖縄には大変すばらしい自然や文化、芸能がある。
これらを観光資源にしていこうという活動が実を結び、観光客はハワイを越えた。
心を新たにし沖縄の観光発展に尽くしていきたい」と
県観光功労賞の受賞に宮地竹史さんが代表で挨拶した。
八重山の星空の美しさを民話を交えて全国にPRした。
八重山には星と関わる文化がある。
(喜舎場永玽、宮良當壮、柳田国男、内田武志らが民話を集めている)
たとえば、[星見石]で
星や月を見て農耕と季節を知る。
天の神に「この島を治めよ」と命令され、
北斗七星はそれを断ったため北の空へ追いやられた。
北斗七星は、本土では北極星のまわりを一年中回り続け、沈むことはないが、
八重山は緯度が低いため地平線の下に沈んでしまう。
スバル(ムリカブシ)は命令に従い天の真ん中を通るようになった。
八重山では
[星見石]の後ろからむりかぶし(スバル)を見て星見石と星との高さで種まきの時期を知った。
パイガ星(ケンタウルス座α,β)
夕方パイガ星が真横にならんだ時期にお米の収穫をおこなう目安としていました。
パイガプシのお話
昔、おっぱいが4つあるマナビという娘がいました。
マナビはそのことを恥ずかしいと思っていましたが、心の優しい娘だったので、
良縁があり結婚することになり、可愛い二人の子供も生まれました。
ところが、王さまがおっぱいの4つあるマナビのうわさを聞き、
マナビをつれてくるように命令しました。
マナビは子供達に
「もしも、私がこのまま二度と帰ることができなかったら、
私は星になって、あなたたちを見守っているからね・・・」。
田植えの頃と稲刈りの頃、マナビの言うとおり、
南の空にふたつ並んで輝く星があらわれました。
子供達は、星になったお母さんを想い
「アブー(お母さん)」とよびかけました。
それから、α星とβ星のことを
「パイガプシマナビアブー(南の星のマナビお母さん)」と
呼ぶようになったそうです。
宵の明星。
金星が出ているうちは仕事しなさい。
夕飯の時刻に現れる星だから、フォイダマー(くいしんぼう)の星と呼ばれています。
(ボクたちはがちまやー星とよんでいます)
ニヌファブシ」は沖縄方言で「子の方角の星」という意味で、北極星のコト。
南十字星は「ハイムルブシ」、北斗七星は「ナナチブシ」、
ほうき星は「ホーチィブシ」と発します。
「星空保護区」として認定された。(石垣島北部と竹富町全域)
沖縄県の入域観光客数が、ハワイの観光客数を初めて上回ったそうだが、
平均滞在時間や消費額では沖縄は依然としてハワイに及んでいない。
今後は滞在日数や消費額を増やすため、
さらなる観光地としての魅力向上や商品開発、
インフラ整備などが必要になりそうだ。
「沖縄には大変すばらしい自然や文化、芸能がある。
これらを観光資源にしていこうという活動が実を結び、観光客はハワイを越えた。
心を新たにし沖縄の観光発展に尽くしていきたい」と
県観光功労賞の受賞に宮地竹史さんが代表で挨拶した。
八重山の星空の美しさを民話を交えて全国にPRした。
八重山には星と関わる文化がある。
(喜舎場永玽、宮良當壮、柳田国男、内田武志らが民話を集めている)
たとえば、[星見石]で
星や月を見て農耕と季節を知る。
天の神に「この島を治めよ」と命令され、
北斗七星はそれを断ったため北の空へ追いやられた。
北斗七星は、本土では北極星のまわりを一年中回り続け、沈むことはないが、
八重山は緯度が低いため地平線の下に沈んでしまう。
スバル(ムリカブシ)は命令に従い天の真ん中を通るようになった。
八重山では
[星見石]の後ろからむりかぶし(スバル)を見て星見石と星との高さで種まきの時期を知った。
パイガ星(ケンタウルス座α,β)
夕方パイガ星が真横にならんだ時期にお米の収穫をおこなう目安としていました。
パイガプシのお話
昔、おっぱいが4つあるマナビという娘がいました。
マナビはそのことを恥ずかしいと思っていましたが、心の優しい娘だったので、
良縁があり結婚することになり、可愛い二人の子供も生まれました。
ところが、王さまがおっぱいの4つあるマナビのうわさを聞き、
マナビをつれてくるように命令しました。
マナビは子供達に
「もしも、私がこのまま二度と帰ることができなかったら、
私は星になって、あなたたちを見守っているからね・・・」。
田植えの頃と稲刈りの頃、マナビの言うとおり、
南の空にふたつ並んで輝く星があらわれました。
子供達は、星になったお母さんを想い
「アブー(お母さん)」とよびかけました。
それから、α星とβ星のことを
「パイガプシマナビアブー(南の星のマナビお母さん)」と
呼ぶようになったそうです。
宵の明星。
金星が出ているうちは仕事しなさい。
夕飯の時刻に現れる星だから、フォイダマー(くいしんぼう)の星と呼ばれています。
(ボクたちはがちまやー星とよんでいます)
ニヌファブシ」は沖縄方言で「子の方角の星」という意味で、北極星のコト。
南十字星は「ハイムルブシ」、北斗七星は「ナナチブシ」、
ほうき星は「ホーチィブシ」と発します。
注意:南十字星の方言の呼び名は無くて、「はいむるぶし」はホテルの名前。
Posted by sukebo at 16:46│Comments(2)
│星と遊ぶ
この記事へのコメント
どこまでが引用で、どこまでがsukeboさんの知識と記憶による文章なのか、はっきりさせていただけると嬉しいのですが・・・
最終の2連は確実にsukeboさんの文章だとわかります。
どのように変化したのかの考察なんかを加えていただきたいと期待します。
ナナチブシは七つがナナチで星がブシと簡単にわかりますが、フォイダマーは分かりかねます。
面白いです。
最終の2連は確実にsukeboさんの文章だとわかります。
どのように変化したのかの考察なんかを加えていただきたいと期待します。
ナナチブシは七つがナナチで星がブシと簡単にわかりますが、フォイダマーは分かりかねます。
面白いです。
Posted by とんび at 2018年09月14日 18:32
我田引水というのでしょうか?
同じような考えがあると、me too とコピー貼り付け。
便利は不便です。
自分で文章が書けません。漢字もIMEパッドを使わないと、書けません。読めません。
フォイダマーは分かりかねます。は
がちまやーとも言います。まやーは猫のことですが、がちは何でしょう?
まやーと言えば空手の達人が中国へ行って虎を退治して琉球には虎がいないので「まぎーまやー・大きい猫」をやっつけたと自慢したそうです。
民俗学では猿は琉球にはいないけど、猿を食べて病気を治すという民話があって、そのことから「遠野物語」のように民俗学は人間の何を、何処を知るためにある学問なんでありましょうか・・・?
面白いです。 おーきに! にーふぁいゆー!
同じような考えがあると、me too とコピー貼り付け。
便利は不便です。
自分で文章が書けません。漢字もIMEパッドを使わないと、書けません。読めません。
フォイダマーは分かりかねます。は
がちまやーとも言います。まやーは猫のことですが、がちは何でしょう?
まやーと言えば空手の達人が中国へ行って虎を退治して琉球には虎がいないので「まぎーまやー・大きい猫」をやっつけたと自慢したそうです。
民俗学では猿は琉球にはいないけど、猿を食べて病気を治すという民話があって、そのことから「遠野物語」のように民俗学は人間の何を、何処を知るためにある学問なんでありましょうか・・・?
面白いです。 おーきに! にーふぁいゆー!
Posted by sukebo at 2018年09月15日 10:00